さろん・ど・遊

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2016 / 09 / 12  19:27

《 秀山祭 》

昨日は【さろん・ど・遊】の皆様と

十周年を迎えた「秀山祭」へ

 

残暑の中にも ふと涼しさを覚える頃
「秀山祭」を楽しむのが毎年の習い
播磨屋の舞台が秋の訪れを知らせてくれる

 

今年の楽しみは
なんと言っても『一條大蔵譚』
播磨屋二代にわたっての当たり役
歌舞伎版『ハムレット』


今回の大蔵卿は一段とナイーブで
作り阿呆と内に秘めた本性 
その対比に惹きつけられる

 

「鼻の下の長成と笑わば笑え、言わば言え、
 命長成、気も長成、ただ楽しみは狂言舞」

 

本来の知的な姿で本心を明かした後
こう言って 元の阿呆に立ち返る
諦観 否 超越している 
ここにこそ 大蔵卿の本心があるように思えて
グッと胸に迫ってきた

 

歳を重ねると共に
ものの捉え方 見え方が変わるとは
このことかと 妙に納得した次第

 

観劇後は 下鴨茶寮に席を移して
美味しい肴と美酒に酔いしれながら
芝居話 四方山話に花を咲かせた
初秋の一夕でした

2019.03.24 Sunday